自分が子供の頃

僕の実家は酪農家でした

生まれて小学生になる頃までは田んぼもやっていてハサガケと言って田んぼにでっかい物干し竿みたいのを立ててそこに稲を干したりした記憶があります

普段おやつなんてあまり口に出来なかったけどその時は美味しいお菓子やジュースが貰えるので楽しみだった記憶があります

その頃既に乳牛も飼っていて、乳搾りをして集乳缶で出荷していました。鶏小屋もありましたし、曖昧ですが豚も飼っていました

典型的な開拓農家でもっと昔は炭を焼いたりもしていて電気も昭和40年くらいまで来ていなかった様です

祖父の代から父の代に代わり(じいちゃんは健在でしたが)酪農に事業を絞って田んぼは牧草地になり、牛舎は新しく大きくなって気が付いた頃には僕も学校から帰ると離れた牛舎まで歩いて行き、搾乳を手伝うのが日課になりました

今考えると熊も普通に出るのによく夜道を歩いて一人で行ってたもんだなと恐ろしくなります笑

牛舎は500メートルほど離れた場所でもちろん街灯も何もなし!まっくらけ!笑

最初の方は牛舎で遊んでいるだけでしたがいつの間にやら自分の仕事を与えられ、ちゃんとやっていないとドヤされるようになり、当時はなんで僕だけこんな目に合うんだなんて真剣に悩んでいました笑 ストレスだったのか髪をむしる癖がついてしまい、小学校の卒業式のころにはツムジがハゲてしまっていました笑

隣の家は1キロ先、家の中で周りは砂利道はの一本道でクルマ一台分の幅しかなく、家と牛舎の間に川が流れていて橋が掛かっていました

年に一回くらいは家の前の土手からよそのクルマが落ちていました

遊び場は家の敷地のその辺でクワガタ取ったり、ザリガニ獲ったりドジョウ獲ったり、

牧場の中の小川堰き止めてダム作ったり、まぁその辺にあるもので遊んでいた記憶があります

ファミコンは友達の家にはあったけど僕の家には無くて、みんながスーパーファミコン持ち始めた頃にやっと買ってもらえました

当時は嫌だったハズの記憶も今となっては嫌ともなんとも思わなくなっているもので、案外そんなもんなのかもしれません

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